先日、吹田市長の後藤圭二さんのTwitterアカウントでこのような発言がありました。
「高質な街です」
ご存知でしたか?吹田市内にはラブホテルは皆無、定住ホームレスも居ません。質の高い品格ある街の自然な姿です。この住みやすく誇り高い街を皆さんとともに未来に引き継ぎます。【やっぱり吹田もっと吹田】#吹田市 #吹田市長 #gotokeiji.com #後藤圭二 #ラブホ #ホームレス pic.twitter.com/q198hRkX51— 後藤圭二 (@gotosuita) April 14, 2019
この発言についてTwitter上で反対意見を見かけたのですが、違和感のある意見が多くモヤモヤしたので、考察していきます。
僕自身は、吹田市のラブホも定住ホームレスもいないというのは、賛成です。
ラブホが皆無だと子育てしやすい!
ラブホがないことに関して、一部のTwitterユーザーは、
ラブホテル使ったことがないんかなこの人
ラブホが無いので住みにくいですね・・・
という、少々ずれた発言も見受けられましたが、自分が使う使わないとかそういう次元の話ではないよね。
僕が思うに、ラブホをなくしたのは、子育て層の声を反映させた結果なんだと。
子ども目線でラブホはどう映る?
中学生以上になるとラブホの存在自体を知る子も増えますが、幼稚園、小学校世代の子どもにはどう映るんでしょうか?
ラブホの外観や名前はすべてではないですが、派手なものが多いですよね。
子どもの年齢により感じ方も変わるでしょうが、
「なんの建物だろう?遊ぶとこなのかな?」
と好奇心をくすぐられます。
ほとんどの場合、子どもは気になったことを親に聞きますよね?
返答に困るのは親です。
なので、散歩やドライブの際、なるべくラブホの近くを通らないようにしないといけないですよね。
小学校高学年の子どもだと、はぐらかすことができない場合もありますから。
子どもは社会の宝!子育て層にやさしい街づくり!
僕が幼稚園教諭だった頃、学区の端っこあたりにラブホが数軒並んでいて、
「えぇぇえええ!?こんなとこにラブホとか建てんといてよ・・・」
って思ってました。
子どもを育てる立場の人間からしたら
幼少期、児童期の子どもたちの活動範囲内にはラブホは存在してほしくないと思うのが普通の感覚のはずです。
子どもはこれからの社会を担っていく存在であり、社会の宝です。
なので、子育てをしやすい環境を社会全体で作っていくべきなんです。
そういった意味でもラブホをなくしてきた吹田の取り組みは素晴らしい。
定住ホームレスがいる街には住みたくない
正直なところ、
あなたはホームレスが多い町とホームレスがいない町とどっちに住みたいですか?
きれいごと抜きでです。
僕はホームレスがいない町のほうがいいです。
僕がはじめてホームレスを近くで見たのは確か高校生くらい。(もちろんテレビとかでは見たことがありました)
大阪を歩いていると、ポッと路地からホームレスが出てきたんです。
全身黒っぽい破れている服装で、髭や髪の毛は伸び放題で明らかに洗っていなさそうな風貌。
しかも、表情まで暗い。
ものすごく恐怖を感じたんです。ほんとに怖かった。
もちろん、ホームレスの人が危害を加えようとしたわけではないんですが、当時(高校生)はものすごく怖かったんです。
大阪天王寺は昔ホームレスのたまり場だったそうですが(今は違います)、「危ないから近寄れない」と多くの市民が感じていたそうです。
ホームレスの人が悪い!というわけではないのですが、やはり実際に目の当たりにすると恐怖を感じてしまうんじゃないでしょうか?
ただ、単純にホームレスを街から追い出すだけでは、一部批判が集まりそうですよね。
吹田では「生活困窮者自立支援センター」を設置し、支援を積極的に行ってきた結果が、ホームレス0の結果に結びついたようですね。
参考 生活困窮者自立支援制度について吹田市ホームページ
まとめ
- ラブホのようなあからさまな性的施設があると子育てがしにくい
- 定住ホームレスがいるところには危なくて近寄れない
家庭を持って長く住むことを考えると、ラブホ・ホームレスがいない吹田のような街がいいなって思います。
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