フリーランス(個人事業主)は正社員のように安定的に報酬を得ることはできません。
フリーランスは、繁忙期・閑散期などで売り上げが変化しますよね。
雇われの正社員よりも稼げる可能性もありますが、もちろん低くなることだって、全く稼げなくなる可能性だってあります。
そんな変化の激しいフリーランスだからこそ、継続課金ビジネスを取り入れておくことは非常に大切なのです。
僕自身、インスタグラム自動ツール「iPosty」という継続課金ビジネスをしています。
今回は継続課金ビジネスを実際行ってみたからこそ分かる
「フリーランスだからこそ継続課金ビジネスを構築すべき4つの理由」を話していきますね。
もくじ
収入が安定し、精神的に余裕ができる
継続課金ビジネスが上手くいけば、毎月メイン事業の収入に加え、安定的に継続収入が得られます。
例えば、
毎月2000円の継続課金商品を50人に購入してもらえれば、毎月10万円が継続的に入ってきます。
もちろん全員が毎月継続するわけではなく、退会もしくは課金しないユーザーも出てきます。
ですが、商品がよっぽどおかしなものでない限りは、一気に全員が辞めることはまずありえません。
毎月減る人数よりも多く増やしていけば、収入は安定します。
収入が安定すれば、
「今月は閑散期だからなあ・・・」
などと、心配する必要もなくなります。
自分の商品の継続率を知ることで、毎月どれだけの収入が得られるのかだいたい分かります。
例えば、3,000円の継続課金商品でユーザーが100人いるとします。
継続率が80%の場合、24万円程度の売上が上がります。
自分が働けない状況になった時の備え
事故や災害、病気等でいつ働けなくなるのか分かりません。
明日、突然働けなくなることだってあり得ます。
正社員の場合、会社がある程度は守ってくれますので、収入がなくなり家族をいきなり路頭に迷わせることはありません。
ですが、フリーランスの場合、自分が働けなくなった時点で収入が止まります。
そんな時、あらかじめ継続課金サービスを展開しておけば、自分が働けなかったとしても、収入が途絶えることはありません。
上述の通り、継続率が極端に低くなければ毎月ある一定金額は課金されていくからですね。
また、ネット上で常に新規ユーザーを集客し続ける仕組み(ブログ、SNS、Facebook広告、PPCなど)を作っておけば、自分が働けない状況かどうかは全く関係ありませんね。
- ブログが月1万PVあり、平均で5人の課金ユーザーを集められる
- Facebook広告に1日1000円かけて月10人の課金ユーザーを集められる
こういった状況を作り上げられれば、自分が働けないもしくは働かなくてもよくなります。
リピートしてもらうためのマーケティングが身につく
継続課金サービスは継続率が大事です。
いくら課金ユーザーを大量に集めても、サービス内容が悪ければ継続率は悪くなります。
100人の課金ユーザーがいても継続率が50%以下だと、話になりません。
継続率が低ければ、収入は安定しませんし、常に新規ユーザーを獲得しなければならないという不安が付きまとってしまいます。
継続課金サービスでは、
新規ユーザーの獲得以上に継続率をアップさせるほうが重要になってきます。
ですので、
リピートしてもらうにはどうすればいいのかを考える必要があるわけです。
- ユーザーがサービスを使いこなせていない
- 運営側が満足にユーザーをサポートできていない
- サービス内容が価格に追い付いていない
継続率が低くなる原因は様々ありますが、
原因が分かればそれに対しての対応策も考えやすいですね!
クレジットカード決済の導入ができる
お店をされている方はカード決済を導入していると思いますが、ネットを主体とするフリーランスの中にはカード決済を導入せずにビジネスをされている方を多く見かけます。
カード決済の導入方法が分からない・・・
なんだか難しそう・・・
といった具合に、銀行振り込みだけで対応している方は多くいます。
そもそも銀行振込だけではダメなの?
中には銀行振り込みが都合が良いという方もいますが、
ほとんどの場合、カード決済のほうがユーザーは都合が良いです。
- 支払い時に銀行に残高がないと購入できない
⇒カードだと支払いが翌月になるのでお金がなくても購入可能 - 振込手数料が購入者負担の場合が多い
⇒カード決済は決済手数料が販売者負担 - ネットバンクがないと、振込に手間がかかる
⇒カード決済だとすぐに決済可能 - 個人に銀行振り込みするのは、購入者にはリスクが高い
⇒カード決済だと、被害にあってもカード会社が対応してくれる可能性がある
など、振込だと購入者には手間やリスクがたくさんかかってしまいます。
購入率を下げる一番の要因は、「個人への振り込みリスク」かと思います。
企業と個人では信用度が違います。
個人だと、振り込んだ途端に音信不通になるかもしれないので怖いですよね。
以上の理由からカード決済と銀行振り込みのどちらでも対応できるようにするのが良いです。
継続課金の場合、カード決済にしないと大変なことに
もし、銀行振り込みで継続課金商品を売った場合、どうなるか分かりますか?
100人が購入していれば、毎月100人から振り込みがあるかどうかをチェックしないといけなくなります。
チェックだけでも大変すぎますし、振込し忘れも大量に出てきます。
カード決済だと、
毎月自動でカードに決済がかかります。
ユーザーがキャンセルしない限り、自動で決済がかかるので管理が楽ですよね。
継続課金商品の提供を機に、
カード決済の導入にチャレンジすることで、他の商品でもカード決済を導入するのが簡単になり、売上UPにもつながります!
まとめ
目まぐるしく変わっていく世の中で、
今、上手くいっていたとしても、3年後、5年後、10年後にはどうなるか分かりません。
例えば、
昔はWebサイトは素人では立ち上げることはできませんでしたが、今では無料サービスで素人でも簡単にランディングページを作れるようになっています。
「素人でも簡単にできるサービス」が増加するのは便利になり良いことですが、それを専門としているフリーランスは少なからず仕事が減ることになります。
いつ稼げなくなってもおかしくはないのです。
ですので、少しでも不安を減らすためにも
時代の流れに左右されにくい継続課金サービスを作って安定的に収益を確保していきたいところですね。